アニメ&キャラホビー日記

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言の葉の庭 

 
新宿バルト9の251席の小屋で観たのだけど、平日なのに前の方しか席は空いていなかった。20代が8割か9割。 男女半々だったかな。
劇場限定BDはまだ売っていたけどサイン会の券はすぐになくなったんじゃないのだろうか。新海誠監督作品がブランドになっている感はあるんだなと。
 
言の葉の庭』もだけど同時上映だった『だれかのまなざし』も内面の描き方が上手いと思った。 『雲のむこう、約束の場所』の時よりもキャラクターの描き方が全然丁寧になり上手くなった。
 
ネットで観れる予告を観ても分かるように背景は素晴らしく、単純に背景の画が素晴らしいというだけでなく、動いている電車だとか歩いている人だとかがポリゴンでごまかしているのでないのが映画館で観て良かった思え、4Kでアニメが作られる時代になったら他のアニメ映画の背景もこのくらいで観せないとだめなんじゃないかなと思った。 画質が良くなっても紙の質ばかりがよく観えるではしょうがないし。
 
46分の短編にしては館から出た後かなり充実感があったがラスト、え! 靴、そうしちゃうの。 というのが俺的には不満なのか、でもあれで良いのか複雑な気分がありで、新海誠監督って男と女の結末は残酷に描くの好きだよなと。 残酷という言葉は言い過ぎかもしれないけどハッピーエンドはしないよね。
 
俺、雨の日って大嫌いなんだけど、この作品を観たら少しは好きになれた。 と、ちょびっとだけ思ったけどやっぱり雨は嫌い。 
 
『だれかのまなざし』も新海誠監督節作品だけど平野文様の語りをかなり満喫できて満足でした。