アニメ&キャラホビー日記

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劇場中編アニメーション映画 ハル 

 
新宿ピカデリーは初日の1回目のスクリーン3の席が殆ど埋っていた。 そして、ネットでは盛り上がっている感じは一切しなかったので人気があったのも意外だったが20代の女の子が多めで非常に良い環境の館内だった。 でも最近年のせいか20代も子供に見えるようになってきちゃったけど。
 
パンフレットはとても小さく、ボリュームもなく、800円で、買った子達で高いと言っていた子も何人か耳にしたけど確かに高いね。
 
で、本編を観た感想、
つまらなかった。
 
なぜつまらなかったのかネタバレをしないとこのストレスを吐き出すことができないのでネタバレもさせてもらう。
本編が始まり、タイトルが出てくるまではすごく良かった。 音響が出だしから良く、画も映画館で観る画になっていて映画館で観たことは後悔していない。
なのだけど、話は分かるのだけど話にドラマが乗っていない感じがイライラと。
ネタバレさせてもらうが一番イラついたのが日笠陽子演じるくるみが死んだことで主人公がなぜ自分がロボットになったと思い込んだのかが分からなくて、それが分からないからこの作品のドラマが俺の中で成立しないのよね。
それとくるみの見せ方が下手。 押し入れに閉じこもっていた所から突然閉じこもるのをやめた切っ掛けの強調が出来ていないと思ったし、くるみが何の商売していたのかもよく分からなかったし、主人公とくるみが空港で喧嘩していたのもよく分からなかった。
 
一番分からなかったのは泣いていた子がいっぱいいたけど、なぜこれで泣けるんだ?  俺が分からなかったドラマの部分はすべて分かってその上で感動して泣いていたのだろうか? 原作があるらしいので原作を読んでいる子には説明が行き届く作品となっているのかもしれないけど。
 
クライマックスのせっかくの大島ミチル音楽はドラマに勝ち過ぎて浮いていた。
『ハル』 に限ったことではないが宮野真守のクサイ演技はしばらくは聞きたくないなあ。
画は良かったのでWIT STUDIOはアニメ映画は十分作れるスタジオだと分かった。