アニメ&キャラホビー日記

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劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵 

 
新宿バルト9の220人位が入るシアター5の16:35からの回を鑑賞。 シアター5は上映不具合を過去に2回経験しているので今回もなんかあるのではと心配だったが大丈夫でした。 ヘッド館のくせに初日の上映回数が気持ち少ないような気がしたがそのせいか満席でございました。 20代30代の野郎が殆どだったと思います。
 
TVシリーズの『モーレツ宇宙海賊』は放送されるかなり前から宣伝していてかなり期待していたのだけどいまいちで、佐藤竜雄監督作品でも同じころに放送されていた『輪廻のラグランジェ』の方がおもしろかった。
 
TVシリーズのアニメーションキャラクターデザイン・総作画監督さんから堀内修氏に変わった理由はパンフレットの佐藤竜雄監督のインタビューに載っていますがさすが堀内修氏。 顔アップの画はスクリーン映えの画だったなと。 堀内修氏のデザインって顔に角があったけど『劇場版モーレツ宇宙海賊』のキャラは全体的に丸みのある感じになっておりました。 作品全体の画もサテライトにしては頑張った画ではないかと。
 
音響も良かった。低音がかなり鳴りまくり。
 
お話自体は難しくはないのだろうけど、とにかくセリフが多くてセリフのアニメ映画と言っちゃってもいいくらい。 一度観ただけでは隅々までは分かりません。 本編を観る前にパンフレットの用語説明はTVシリーズを観ていたら分かる言葉も載っていますが読んで覚えておくと良いかと。 
 
見せようとはしているのだろうけどとにかくセリフが多過ぎて観終えた後セリフを観たなという感じ。 それはやっぱり面白かったとは言えないけど駄作でもなくTVシリーズとセットになったBD-BOXが出たらもう一度観たいかなと。 その前にTVシリーズの第2シーズンがあるかもしれないけど。
 
佐藤竜雄監督の1番の名作は『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness』だったけど『劇場版モーレツ宇宙海賊』が『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness』を超えることはなく。 しかし、佐藤竜雄監督一番の駄作は 『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness リマスター版』。 あの画のいじり方はひどすぎる。 『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness』が4K Ultra HD Blu-ray Discになる時は映画館で流したオリジナルバージョンでお願いしたいと何度も言わさせていただきます。 なんであんなふうにいじってしまったのだろう? 自分で作った名作を自分でぶっ壊してどうするんだと思うのだけど。