アニメ&キャラホビー日記

アニメ映画、アニメBlu-ray、放送中のアニメ、アニメプラモと玩具

ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版

 

 
ルパン三世カリオストロの城』は1979年の12月に親父が観たかったのか映画館の前まで連れて行かれたのだけど、同時上映だった 『Mr.BOO!』が幼かった俺には字幕の映画は無理だろうと言って結局その時は観なかった。 他にも同時上映が邪魔して上映された当時観れなかったアニメ映画は『Drスランプ』だとか『コブラ SPACE ADVENTURE』だとか『うる星やつら オンリー・ユー』だとか『パタリロ! スターダスト計画』だとか『SF新世紀 レンズマン』なんかがあったけどそれはさておき次に映画館で『カリオストロの城』を観れる機会は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が公開された年の秋に『風の谷のナウシカ』と3本立てで上映されてその時に観ようと思えば観に行けたのだけど『風の谷のナウシカ』と『 愛・おぼえていますか』は既に映画館で観てしまっていたのでなんとなくもったいないような気がして結局その時も観ないで、上京してからも何回か館で観れる機会はあったけど、この間の「ジブリ美術館ライブラリー」のリバイバル上映が一番良い上映だったのにあの時は『太陽の王子ホルスの大冒険』を観ちゃったし。
なので、今回「デジタルリマスター版」を劇場公開してくれたTOHO animationさん、ありがとう。パンフレットまで復刻してくれちゃって。パンフレットがなかったら観に行っていなかったけど、たぶん今回の上映がなければ『カリオストロの城』を館で観ることは一生なかったでしょう。
 
TOHOシネマズ日本橋のSCREEN 6と命名されていた213人が入る小屋で観てきました。終電ギリギリに終わる上映で、20代後半から50代の人達が8割位入っていました。
小屋の中のスペックはなかなか高かったかな。スタジアム式で一番前の席でも結構観れる作りになっておりました。
スピーカーはJBLではなかったけどボリュームは大き目。高音がちょっと突き刺さるような感じで、低音はあまり感じることはできなかったけど『カリオストロの城』が低音があまり入っていない作品かなと。
2Kの上映でしたが、ソニーのデジタルシネマなのかDLPなのか分からなかったけどスクリーンはかなり明るかった。デジタルリマスター版はフィルムグレインをかなり取ってしまっていたせいかちょっと色が薄かったような。やっぱりニュープリントのフィルムで観た方のが綺麗だったのではと思いました。
5.1chは宮崎駿監督の意図する所ではないと思うのだけど、リアスピーカーは結構楽しめるように鳴っていました。
 
カリオストロの城』を館で観たのは今回初めてだったけど、一番最初に観たのは水曜ロードショー金曜ロードショーで『風の谷のナウシカ』が上映されるときに宣伝がてら放送されたのを観たのが一番最初だったっけかな? たしか宮崎監督もちょっとだけ出ていた。あのころはまだ全然巨匠という感じじゃなかったけど。 それからLDで何回か観て、DVDに買い変えて飽きるくらい観て、バップから発売されたBDは1080iなのが気に入らなくて所有しなかったのだけどそれで正解だった。 今日観たデジタルリマスター版は 「宮崎駿監督作品集 [Blu-ray]」 を予約してあるのでそこで所有することになるでしょう。何十回もテレビで観ている作品でも映画館で観るとかなり新鮮に感じた。特に最初のカーチェイスは映画館で楽しめるように出来ていたんだなと。