アニメ&キャラホビー日記

アニメ映画、アニメBlu-ray、放送中のアニメ、アニメプラモと玩具

ムタフカズ MUTAFUKAZ

 

 
上映開始3日目のバルト9の朝一のメイン小屋で鑑賞。 30代から60代のおっさんかおばさんしかいなかった。3割くらいしか入っていなかったけど上映が始まる前に周りを観てアニメ映画でこの光景はなんだろうと思った。
 
『ハーモニー』を観てSTUDIO 4℃はだめになった。と、思ったけど、良い作品を作れるSTUDIO 4℃が帰ってきた! と、思ったら『ハーモニー』にの前に制作されていたことをパンフレットで知ってがっかり。
 
車以外は特にキャラ画は全部ではなかったけど殆ど作画で観やすかったが、それよりなにより木村真二美術だけで映画になっていた。背景に使われていたCGの使い方の上手さは『鉄コン筋クリート』以来かも。 画質がシネスコサイズで意図的にうす暗くしていたのでスクリーンがデカかったかというのもあるけどちょっと観辛かったので1080pで作ってほしかった。
 
テーマも話も単純で、おフランス映画の難しいことを言っているようで実はもの凄く簡単なことだったみたいな感じはやっぱりあるのだけど、アニメだと伝わってきやすいのはなんだったのだろう。 ゴダールの映画のような字幕しか観れなかったみたいな苦痛は全然なく、もの凄く古臭いSFと、貧困社会ギャング映画を足した感じは一昔前のSTUDIO 4℃の表現でありだったのかと言ったらありだった。 今の『ハーモニー』のSTUDIO 4℃では全然ダメな作品になっていたと思う。