アニメ&キャラホビー日記

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ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版 

 

 
最初は東宝がアニメに手を出してもすぐに撤退するよと期待しなかったTOHO animationだけど結構頑張っているなと。 松竹の所有配給物だと思っていた『ガンダム』をやっちゃったのだから。
 
TOHO animationの配給なのに松竹のシネコン新宿ピカデリーで鑑賞。
新宿ピカデリーの中でも300人位が入る一番良い小屋のスクリーン2で鑑賞。 20代から50代のおっさんで満席でしたが、夜の回は余裕でチケットが取れたような状況でした。 BDとパンフレットの特設販売場は自分が観た回にはもう撤収されていたし『機動戦士ガンダムUC』よりも盛り上がっていない感じがいたしました。
 
宇宙世紀のMSは出てくるのか期待したら第2話でかなり出てきました。 なので、間違いなく「ガンダム」なのだけど、でも、いまいちまだガンダムを観たという感じがしていない。 どちらかというと『OVERMANキングゲイナー』を観たような感じが強いのは俺だけだろうか?  というか世界の説明が難しくて一度観ただけでは分からない。 本編を観る前にパンフレットは出来るだけ読んでおくことをお勧めいたします。 それでも隅々まで分からないでしょうが。
世界観は難しいけれどドラマやセリフやお話はやっぱり富野作品。 アクションシーンも多く退屈はしないのだけれど富野作品にしては謎解きが多い感じがいたしました。
 
サラウンドがやっぱりステレオというのが物足りなさを最初から感じまくりで、音響監督は『ガンダムUC』と同じ木村絵里子様なので低音が弱い。 セリフが多いのでセリフ優先にして効果音は控え目にしたのかもしれないが。

 
『BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 〜富野由悠季から君へ〜』 は今までの「ガンダム」の上映と違って『ガンダム Gのレコンギスタ 特別先行版』のヘッド館が新宿ピカデリーではないので新宿ピカデリーにはあまり在庫がないのではと思っていたけど結構あったようだった。
腰が曲がってきたおじいさんになってしまった富野監督だったけどパワーは相変わらず凄い物があるなと。 制作の子に怒りながらよくそれを言えるなと思ったが、何年先になるのか分からないが『ガンダム Gのレコンギスタ』の劇場版は期待できるなと。
もっと富野監督を見せてほしかった。 6日間の取材ではこれだけなのは仕方がないかとも思えるのだけど、評論家さんは要らなかったじゃないか。 あんたの『Vガンダム』 の思い出なんて聞きたかないよと。 『ガンダム Gのレコンギスタ』とどういう関係がある人なの。
ガンダム Gのレコンギスタ』がBD-BOXになる時に映像特典にこの 『BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 〜富野由悠季から君へ〜』 もセットで入ると思うがこのBDは特典の第1話シナリオ&絵コンテの方が富野ファンには貴重な一品になるかと。
因みに、富野監督は 『ガンダム Gのレコンギスタ』 がTVアニメ最後の作品になるそうだ。 今後は映画をやっていくということなのだろうか?
 
 
GUNDAM 35th ANNIVERSARY BOOK YOSHIYUKI TOMINO 1979−2014』は映画のパンフレットではなく 「GUNDAM FRONT TOKYO」や「機動戦士ガンダム展」やアニメイトでも発売してもよさそうな本でございました。
「教えてください。富野です」が掲載されていたのがKADOKAWAが作った本だなという感じがいたしましたが内容は当然宇宙エレベーターのお話。 なぜこの連載は毎回難しいのだろう。 宇宙エレベーターって宇宙までエレベーターで行き来できる物ぐらいの解釈でいたけどこれを読んだらそんな単純なものではないことは分かりましたが。  本編を観る前にこれも出来るだけ読んでおくことをお勧めいたします。