富野由悠季の世界 静岡県立美術館

 

東京のコロナウイルス感染者数がなかなか減らないので静岡まで行くのは気が引けるものがあったけど終わってしまうので行ってしまうことに。

朝7時の山手線に乗って、JR草薙駅に9:14分に着いてそこから静岡県立美術館まで歩いていく予定だったのだけど、朝起きたのが7時だった。ここまで寝坊したら逆に慌てる気にならない。いつもの朝のペースで仕度をして何時に家を出たのか忘れたけど山手線も新幹線も混んではいなかった。19年ぶりの新幹線の乗り方が分からなかったけど逆にここまでちんぷんかんぷんだと今のJRの駅員さんは親切で券の買い方から、俺が子供のころから知っている新幹線はもう走っていないらしくどの新幹線に乗ったら良いのかまで教えてもらいさらにiPadWi-Fiの使い方まで教えてくれようとしたけどそれは分かった。5分いじっただけで乗り物酔い。よくみなさん電車で携帯電話を見ていられますのう。

iPadに入れた駅から美術館までの地図を見ながら行くつもりだったのがちょうど美術館行きのバスが来たので100円だったし乗ってしまった。iPad入らなかった。 そして到着したのが10時20分くらい。10時ちょっと前に到着するのが本来の予定だったのが1時間以上遅く家を出て30分くらいしか変わらなかった。

  

パンフレットを見ると静岡県立美術館以外ですでに開催された展示と全く一緒ではないっぽい。

 

最初のコーナーを見ながら思ったのは絵コンテはよく見るけど、正直言うと何を書いてあるのか見取れない読めないくらいだけど、富野監督は本当は絵も字も上手い。

日本大学藝術学部映画学科時代に作った8ミリフィルムの作品も観れたけど、学校で教わったのだろうけど、露出もフォーカスもたぶん照明もちゃんとやっている。 けど、話がさっぱり分からなかった。 富野監督のカメラはメーカーは分からなかったけどけどダブル8にズームレンズを付けていた。フィルムがあれば今でも使えそうに見えた。

 

セル画も結構展示されていた。 板野一郎様の画だと思っていた『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』のガンキャノンが2台出撃するカットは実は安彦良和様だと知った。 フィルム撮影されたビデオを観るときにテレビとプレーヤーの映像調整はセル画を思い出しながら毎回調整するという人がいるけど、実物の背景付きのセル画を観るとそれではまだ未完成の画だなと。フィルムに撮影された画が完成した画。まあ、前から分かっていたのだけど。

 

驚いたのが『伝説巨人イデオン 接触編 発動編』のポスター。生原画が展示されていてその横に公開された当時の物か今回新たに復刻したのか分からないけど、全くではないけど殆ど変わらない。印刷の技術ってここまで凄いのかと。 そこで思ったのがやっぱり電子書籍は紙に書かれた画はダメ。本の方が良い。 でも、最近の画はデジタルで書かれたのが多いけど。それはタブレットで良いけど電車に乗っている時は俺は見ることができない。

 

この世に存在する絵で一番好きな画も展示されていた。生で観るのは今回で3回目だけど何十分ぐらい眺めていたのか分からないくらいその場にいてしまった。本当は持って帰ってきたかった。 もし、また、偶然見ることがあったらその時は貰っちゃってもいいかなあ。もう、それは、運命だから。 たぶん。

 

逆襲のシャア』のクライマックスの絵コンテも展示されていて謎のシーン、アムロガンダムのコックピットの中でワイヤーガンをなぜ使ったのかの説明が記載されていた。もの凄い内容の富野指示が記載されていた。

 

MAX渡辺が作ったプラモも展示されていた。プラモデルって本当はここまで作らないといけなかったのかと。 自分も小学校3年の時に作った「エルメス」とアオシマから出ていた「ガンガ・ルブ」の完成した姿を見たら、俺はプラモデルはもう一生作ってはいけないと分かった。素組のプラモを見るのも嫌だけど、自分が作ったことがあるプラモは実はここまで塗らなければいけなかったのかと。プラモデルを塗るセンスが俺にはないということが静岡に18年も住んでいてここへ来てぶちのめされたように分かってしまった。

 

『しあわせの王子』と『闇夜の時代劇』も観れたけどはDVDだったのかな? どちらもビデオを発売してほしいなあ。

 

安彦良和様の画だけでなく塩山紀生様の画も観れたし、いのまたむつみ様の画も観れたし、永野護吉田健一安田朗の画も観れたしで殆ど立ちっぱなしで2時間以上いてしまった。

 

不満だったのはパネルコピーもけっこう展示されていたけどそれは不満なので見なかった。 KADOKAWAが今回入ってきても良かったような。絶版にしてしまった小説を 本で 再出版してほしかった。『伝説巨神イデオン』『破嵐万丈』『シーマ・シーマ』『王の心』『アベニールをさがして』『ガイア・ギア』『バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼』『ファウ・ファウ物語』は持っていない。