今西隆志監督の 「アニメは輪郭があるから気持ちが悪い。」 の言葉にこの監督の作品は観なくていいと思っていたので避けていた『MS IGLOO』。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の第3話が良かったのでわだかまりが消えた。わけでもないけど、メカデザイナーがカトキハジメ、荒牧伸志、山根公利、藤岡建機、柳瀬敬之。アニメーターに京極尚彦とスタッフが超豪華なので観ることに。
もとが30pなのか30iだったのか分かりませんが1080iにアップコンバートしてあったけど奥行きが全然ない画は観辛かった。カラーバンティングが凄まじかったのはしょうがないのかなと。
サラウンドはサラウンドバックが鳴らないドルビーTrueHD5.1chで観ましたが、第1話のEDを見るまでは藤野貞義音響とは思えなかったくらい良い5.1ch。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』よりも全然良かった。 ボリュームは大き目に入っていたけど、バンダイビジュアルロゴトレーラーの音が「うるせなあ!」と声に出してしまったくらいデカい音で迷惑でした。これ良くあるから困るバンダイビジュアル。
見慣れてきたらメカで楽しめたけど、キャラ画は輪郭はないけどこの3Ⅾキャラは気持ち悪かった。
『MSイグルー2 重力戦線』になると720pで撮影したのかかなり観やすくなって、キャラ画は結構見れるようになっていたけど指揮官の演技が下手だなと思った。主人公っぽい井上喜久子様演じるキャラは描き切れていないし。かなり観辛いデジタルアーカイブを観たら続編を作る考えが監督にはあったような感じですがなかったから当たらなかったのかな?
メカの表面がミリタリーのプラモデルのような感じになりましたがつや消し感んが弱い感じがしました。山根公利様の監修が入っているけどガンダムベースとプレミアムバンダイでしかもう販売しなさそう。このシリーズのプラモは高いんだよなあ。