新宿ピカデリーの150人が入るスクリーン5で鑑賞。 30代後半から70歳くらいまでの人達で1/4位しか入っていませんでした。
黄瀬和哉、西尾鉄也両氏が原画で参加しているのでプロダクションI.Gの本気作品ではあると思うのですが、おもしろい、つまらないで分けられない実話をもとにした作品なので感想を吐き出すにはちょっと息苦しさもあるが悪い作品ではなかったかなと。 『宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-』よりは全然良かった。
ネタバレさせてもらうが、弟が死んだのが前振りはあるのだけどちょっと唐突じゃないかと。 もっと良い見せ方があったような気がしてそこだけが不満であるが泣いていたおばあさんが何人かいたなあ。 弟が死んだ所なんかよりも自分は素直にラストの方が良かった。
この作品が全然だめだという人も結構いると思うけどそれも分かるし、だいたい名優やサブちゃんが声を当てているアニメなんて面白いわけがないと最初から覚悟を決めて観ないと。
映画館で観るよりTVアニメスペシャルくらいでちょうど良い作品だと思いました。
西久保瑞穂監督にはそろそろ『みゆき』の続きを作ってほしいなあ。 もう30年くらい待っているんですが。