公開開始3日目のシネマート新宿2の16時10分の回を鑑賞。60人が入る小屋は1/3くらいしか入っていなかった。幼児向け作品だったけど幼児は一人もいなかった。
3D逃げをしていないのは良かったけどどちらの作品もステレオ。画も含めて映画としてはかなり弱く、「映画の日」以外で観るのはかなり抵抗があったかも。
監督は宮崎駿様の弟子らしいけど才能がある感じが作品からはしなった。
GのレコンギスタⅠ 行け!コア・ファイター
公開開始2日目の新宿ピカデリーの21時10分の回を鑑賞。155人位入る小屋は満席。メタボおっさんが殆ど。女性が少々。アニメ映画で満席が少ない今年だったけど、ヘッド館なのに予告も流さなかったし、上映回数は少ないし、小さい小屋でしか流さないし、『GのレコンギスタⅠ』のパンフはビニ本になっていたので大丈夫だったけど表紙の角を傷め付けた商品を平気で売るようになった今年の新宿ピカデリーはダメシネコンに。バルト9の去年がひどかったけど今年に入ったら逆転した。
サラウンドは予想の通りステレオ。 新宿ピカデリーはボリュームを大きくしていたけど、BGMが良いし木村絵理子は声優の演出は上手いのだろけど、いろんな音が混ざり合ったものをフロントスピーカーだけで聞かせたのは響きが激しく木村絵理子らしい下品なサラウンドになっていた。
『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』のような新作カットが燃えるなあというのが今回はなかったのは残念だったけど、良くも悪くも富野由悠季総監督総集編劇場作品。 MSのアクションは多く退屈はしないけど、会話説明セリフが多く、シーン、カットの切り方切り替えがやや早くてテレビシリーズの第3話が終わったころには疲れていた。
劇場版の前にBlu-ray BOXを出してもらってテレビシリーズの記憶をはっきり持ちながら比べながら観たかった。
テレビシリーズは分からない所もあったけど面白かったのに、劇場版は映画としてはちょっと弱いのは残念。新作カットの強調をもうちょっとやってもらいたかったのと、サラウンドは最低でも3.1chにしてほしかった。
パンフレットはバンダイナムコアーツビニ本なので袋がもろそうでまだ明けられない。入場者特典は自分が入場したあとに後ろの方でなんか問題があったようだけど、俺はゲットできたぜいと安心したら次週も富野絵コンテ第2弾なのかよ。ビデオを予約してあるのにもう一回観にいかなきゃいけないのかよ。入場者特典お目当てで劇場に行ってはいけないというのが去年得た教訓だったけど、富野絵コンテはほしい。 そういえば劇場限定プラモが今回なかった。
ガンダム40周年を謳っている今年なのにいまいち盛り上がっていない。今年はここ数年に比べガンダム不足を感じた年だった。
「蒼穹のファフナー」シリーズ 究極BOX
セブンイレブンがネットで一番安かったのでセブンイレブンで買ったらその日にAmazonの方が安くなった。
キングレコードのBlu-rayは放送で観て面白いと思ってBlu-ray BOXを買ったら所有したほどではなかったという作品が多くて手放してしまう。 『蒼穹のファフナー』は放送されていた当時観るアニメがないから観ていた感が強くて全然所有したいタイトルではなかったのだけど、劇場によく流れるし『EXODUS』はなぜか面白く観れてしまった。その時に1作目のBOXを買おうか悩んだけど買わなくて良かった。買った人はかわいそうだけどこっちは本当に「究極BOX」。
1作目がもう15年も前なのかよ。やばいぜぇ。かなり年を取ってしまったぜい。
最初はXEBECのホームページで大ニュースがあるみたいなことを載せ、皆が『機動戦艦ナデシコ2』または『宇宙のステルヴィア2』だと言っていたのが『蒼穹のファフナー』で、 ふざけるな‼ みたいな反応が多く、俺もがっかりした一人。佐藤竜雄監督は『蒼穹のファフナー』と『魔法先生ネギま!』が成功すれば『機動戦艦ナデシコ2』が実現すると何かで言っていたけど結局なく、『蒼穹のファフナー』と『魔法先生ネギま!』は現在も続編が作られているという。XEBECがなぜ『機動戦艦ナデシコ2』を作らなかったのか分からないが『蒼穹のファフナー』のEDを観ていたら『蒼穹のファフナー』がなかったら『ブレイクブレイド』が名作になれなかったと思えた。
がっかりしながらも放送は全話観たかな。第1話と第2話の連続放送が終わった後のは皆の反応は『エヴァンゲリオン』のパクリじゃんかよふざけるな‼ だった。
久々に観たら元が480iなのか780iなのか分からくらいマスタービデオコーディングが活躍している。4KテレビにDVDの画はかなりつらいのだけど「蒼穹のファフナー」のマスターテープが480iだったらパナソニックAVCディスクサービスの技術は世界で一番じゃないかなあ。それでもバンディングも特にジャギーは気になるくらいは見えていた。
音はステレオだけど少々大きめに入っていてセリフはしっかり聞こえるし低音も結構鳴っていた。プレーヤーには表示されんかったけどAVアンプはドルビーTrueHD・アドバンスド96kアップサンプリングを表示。幸い96kは余裕で再生できる環境にしてある以上に192kHz/24bitにもなんとか再生可能だけど、192kHz/24bitって『AKIRA』だけなんだよなあ。観るときはステレオで観ちゃうし。
マスターテープを安く作った割にかなり良い円盤だけど、作画がこんなに悪かったっけかという回が結構あったのは忘れていた。
最初の方とクライマックスが面白くなかった。
『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』は録画せずにリアルタイムで観た記憶が。14年前の記憶だけど。年末の世の中がつまらない時に放送してくれてありがとうと思った記憶がある。
放送以来に観たのはO.A版ではない完全版を観たけどこれも480iなのか780iなのか分からくらいマスタービデオコーディングが活躍していた。
放送で観た時はかなり好印象だったけど、14年ぶりに観たらラストは感動したけど話の繋がりが結構荒くて富野編集みたいだった。
『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』はブルーレイ上映がシネマサンシャイン池袋で流行り出したときに観に行ったけど、年末の寂しい時期に公開してくれてありがとうと思った記憶がある。
シネマサンシャイン池袋で観た時以来に観たらかなり映画になっていた。もうちょっとOVAよりな作品だった記憶があったけど、かなり派手にグチャグチャにしていて見応えがあった。 4K Ultra HDでしか観ていないけど720pらしいデジタルグレインと言っていいのか分からないノイズがかなり見える。HDRの効果がちょっとあるくらいでBlu-rayでも720pのアニメは十分なような。
キングレコードが4K Ultra HDに参加するのは意外だったけど一番効果を出せるのは『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』だけじゃないかなあ。リマスター版じゃなくて劇場公開版。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』はBlu-rayでも十分だけどソニーPCLのSBMVなので4K Ultra HDで出してもらえるとさらなる画質が望めるのだけど。
音はサラウンドバックが鳴らない5.1chだったけどシネマサンシャイン池袋で観た時よりも良く聞こえたのはうれしかった。グランドシネマサンシャインのような音を出せる部屋を持つことは一生できないけど。
『蒼穹のファフナー EXODUS』になると24コマの720pでかなり画質が良く最初のピン売り円盤からMGVC使用だったようだけど、3DCGが残念に見える。
シネマサンシャイン池袋で寂しい年始に先行上映をしてくれてありがとうと思った記憶はまだつい最近のように感じる。 放送は毎週観ていて楽しんでいた記憶があるけど、どう終わったのかすっかり忘れていた。 って言いうか『 HEAVEN AND EARTH』までのキャラの髪型が変わったり、一作目から続けてずっと観ていてもあんたなんかどこにいたキャラがいたりで途中で観るのを中断。さすが「究極BOX」。ブックレットに余分なあらすじなど載せてなく、キャラの位置の説明をしっかり載せていて救われた。
音がシネマサンシャイン池袋で観た時よりもやっぱり良く、フロントスピーカーを買い変えようと思っていたけどやめようかと思えてしまった。
『THE BEYOND』を観に行っているけどもうちんぷんかんぷんなんだけど 『THE BEYOND』もMGVC使用らしいのでBOXになったら買ってあげよう。
アニオタのテレビとBlu-rayプレーヤーはすっかりパナソニックになってしまった。
あんなに糞みそに言っていた『蒼穹のファフナー』。今なぜはまっているのだろう俺は。 年を取ったからだな。
フラグタイム
公開開始2日目の新宿バルト9の225人位が入る小屋で鑑賞。 20時50分からの上映はおっさんしかおらず、空いていた。
『あさがおと加瀬さん。』がいまいちだったので期待していなかったのだけど、今年観たアニメのベストに入った。
女性が観ると重っ苦しくなる所もあるけど『あさがおと加瀬さん。』よりも話とドラマが面白く、セリフが多いとパンフレットの載っていたけど分かりやすくまとまっていたような。 3D逃げをしている所もなくて観やすかった。
Blu-rayは買うのは決めた。
ポニーキャニオンは入場料は安くしたけど、やっぱりパンフレットでぼる配給を定着させやがったか。