アニメ&キャラホビー日記

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THE NEXT GENERATION −パトレイバー− 第1章 

 

 
新宿ピカデリーのシアター3で鑑賞。 満席だったけど、俺と同じ世代のおっさんオタしかいなかったけど、みんなメタボになり過ぎ! 俺たちの世代は子供のころからストレスが多過ぎて食うことでストレスを解消しようとしてしまうのは分かるのだが第2章が公開される5月31日までには今の体重の半分にはなろうぜ。 じゃないと新宿ピカデリーが狭過んぎだよ。 こんなにデブっ苦しい映画館は生まれて初めてだった。
因みに『THE NEXT GENERATION パトレイバー』とは全然関係ないが、増税前の作品のパンフレットは新宿ピカデリーよりも新宿バルト9の方が安く購入できます。
 
パトレイバー2』の続きになっていたけど、押井監督作品と押井脚本のTVシリーズOVAの 『パトレイバー』を観ていない世代でこれを観に行く人はいないだろうけど『機動警察パトレイバー』を楽しんだ世代なら面白いと思える部分があるのはさすがに押井守監督が総監督をしているだけのことはある。 逆に、「上海亭」はなんで設定を変えてしまったんだよとアニメ版とつながらない所もあるのもさすが押井守実写作品だなと。
『アヴァロン』のようなまじめな作品ではなく 『立喰師列伝』 と『ASSAULT GIRLS』に近い感じかな。 でたらめな描写が結構ありで、そこを楽しめるのか、「ふざけるな!」と思うのかは分かれる所かな。
 
アニメでやったことをもう一度今回の実写でやったりしていたが、実写で観るとアニメでは面白かった所がこんなにつまらなくなるのかと思ってしまう所と、逆にクライマックスの筧利夫はちょっと面白かったけど、でも、やっぱりアニメで一度見ているからなんか複雑な気分に。 その後の落ちがやり過ぎなのが押井守実写作品だったけど。
 
役者達と多いエキストラの演技が雑というか下手に見えるのも押井守実写作品らしいかなと。
 
空手のシーンとかチャーハンを作るシーンとか無駄に長いと思うが押井守実写作品には必要なんだよね。なんでかは分からないが押井守実写作品には必要なんだよ。
 
観る前に強く楽しもうと思って観れば楽しめるけど、これはダメだと思ってしまえばスクリーンに物を投げたくなる作品でございました。

 
アニメ監督を引退して実写監督になってしまった押井守監督のファンをやめてしまったことに後悔はしなかった。 更年期障害だったとは上映されていた当時は知らなかったけど『イノセンス』 を観に行った時、一番良い作品を作れる監督としてのピークは終わっているのかなと思ったのだけど、『スカイ・クロラ』を観に行ったときやっぱり終わっているなと。 それでもしばらくは難しい本も読めないのに買っていたし、短くても長く感じる実写映画も観に行ったし、苦手な演劇までも観に行ってしまったけど今は実写作品はもちろん『イノセンス』も『スカイ・クロラ』のBDも難しい本たちも手放してしまいました。 押井ファンをやめても『パトレイバー の名に惹かれて今回は観に行ってしまいましたが『第2章』もたぶん観に行く。 たぶん押井監督は『第2章』には殆ど触れていないだろうけど。