アニメ&キャラホビー日記

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 Blu-ray劇場限定版

 

ドルビーアトモス5.1.2chで鑑賞。 丸の内ピカデリーDolby Cinemaでは1.1chにしか聞こえなかったけど、Blu-rayは5.1.2chで鳴っていました。センタースピーカーとサブウーファーが全然弱くなった感じがしたけど。 

音だけでなく、画質もBlu-rayでは丸の内ピカデリーDolby Cinemaで観た時よりもジャギーが3DCGでも見えるようになってしまっていた。 カラーバンティングも見えるカットがあります。ビットレートは高いのだけど。

DCPとビデオのマスターテープではこんなに違う物なの? 810p撮影に観えたのでBlu-rayでも情報は全部出しきっているのに、HDRの画質になれてしまったか物足りなさを感じた。安彦良和ファンとしては満足なBlu-ray BOXだけど。

 

不満なのが安彦良和インタビューがブックレットに2ページしか載っていなかったことぐらいかな。

 

機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島 Dolby Cinema

 

IMAXよりすっかりドルビーシネマの方が嵌ってしまったなあ。 丸の内ピカデリーの初日は20代後半30代が少々。40代から70代のおじさんおじいさんが殆ど。女性も2割くらいいました。凄い雨だったせいか初日で7割くらいの入りはちょっと寂しいかなと。

 

音響監督が藤野貞義なので 「ドルビーアトモスをあなたが出来るの?」 と言うのがあったのだけど、『ドルビーアトモスステレオ』 という初の音。横も後ろも上も全然鳴らないのだけどスクリーン裏のスピーカの音の繋がりが素晴らしく良く1.1chに聞こえました。でも、ドルビーアトモスが謳っているオブジェクトベースのサラウンドとは言えないなと。

 

去年 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 をDolby Cinemaで観た時に戦闘シーンが暗過ぎて観えないのはドルビーヴィジョンのせいだと思ったらマスターテープからそうだったのだと新宿ピカデリーの中でも画質が良い小屋で観て分かったのだけど、HDRは3Dや日本のアニメ、特に特効とエフェクトとの相性がかなり良いのではないかなと。逆に実写撮影の照明のコントラストとの相性とは良くないような。撮影監督ではなく監督が監修したらしい『ゴットファザー』の最初のマーロン・ブランドのシーンが4K HDR化されたのがどうなっているのか興味があるけど、実写は撮影監督が監修するべきのような。アニメは監督がするべきかなと。安彦良和監督がHDRの監修をするとは全く思えないけど。 『機動戦士ガンダムククルス・ドアンの島』の4K HDRドルビーアトモス化はEDを観るとドルビーの人に完全任せにしているのかな。なので、ドルビーシネマで無理に観ることはないと思うけど画質は凄く綺麗でした。ただ、作画で ジャギー がかなり気になった。720pで撮影したのかなぁ? 新宿ピカデリーの画質が良い小屋で観れば分かるのだけど、映画館より分かりやすいであろう劇場限定Blu-rayを買ってしまったし4K ULTRA HD Blu-rayが出るなら買うのでもう一度観に行くかは入場者特典次第。

 

面白かったのかつまらなかったのかでは、面白かった。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 では一番面白かった。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 を観ていない人はダメかもしれないけど、これでラストにしてしまうのはやっぱりコンテンツとしてもったいないような。あと2本作って良いような。安彦良和さん、歳だからと言って仕事を減らしちゃうと凄い年寄りになっちゃうよお。働いているおじいさんの方が若く見えるし。

 

今回はMSはすべて3DCGではなく協調するカットと、理由までは分からないけど3DCGでは無理と判断されたカットは作画。 戦闘シーンは多くあるけど、作画アニメに3Dのシーンが長いと眠くなっちゃうけど、クライマックスはもうちょっと見せてくれても良かったような。ホワイトベース勢がジャブローの後なのにガンダム以外が弱すぎ。 なんで「ガンダム」と「ドアンザク」しかHGにならないのか疑問だったけど出番が少なかったMSはBANDAI SPIRITSは様子を見ているのかなと。

 

新聞を買ったの久々だなあ。安彦さんインタビュー目当てだけど。

限定版パンフレットもだったけど、封印ビニールが軟弱じゃなくて救われた。 ガンダムでスタッフ本の販売は初なのかな? 

 

「Trajectory of works 1979-2022 安彦良和~創作の軌跡」は月刊ガンダムエースに載っていた対談がロングで入っていて最近ガンダムエースを買っていた俺は何だったのだろう。

 

犬王

 

スペックが高いアニメ映画ではないと思ったので、公開開始4日目のTOHOシネマズ新宿で鑑賞。120人入らない小屋で7割から8割の入り。20代前半から70代の男女半々。 隣に爆弾野郎が座って他の席に移りたかったけど直ぐに出て行って助かったと思ったら最後の30分に戻ってきて落ち着いていられなく、しかもマスクをしていないという。アニメ映画は変なやつが多くて困るなあ。

 

音響監督が木村絵理子なのでサラウンドは期待していなかったけど、5.1chは他の人に任せたらしく、セリフの演出はやっぱり上手いのか全くの未経験者を使っていても違和感はなく観れた。 中盤から音楽が派手に鳴りっぱなしになる。家でBlu-rayをスピーカーでは観れない。

 

サイエンスSARU制作のアニメ映画なので画力には期待していなかったけど作画は良いシーンが結構あった。

 

話は難しくなかったけど、面白いか、つまらなかったでは、1度観れば十分。 最後の方があっけなくて残念だった。 嵌る人とダメな人と別れるのでないかなと。この監督の作品はずっとそんなのばかりだなあ。

 

戦闘メカ ザブングル Blu-ray BOX PART-1

amazonから発売日の1日前に到着。酷い送り方。よくどこも傷まないで届いたなと。

ポストプロダクションはキュー・テックでしたがニュープリントがどこなのか分からないようになっていました。たぶんイマジカだと思うけど。1枚に6話から7話入り。画のビットレートはかなり高め。 16ミリネガフィルムを35ミリポジフィルムにニュープリントをしているのだから4Kマスターにしろよと! と思わせる値段。でも、今のフィルムは激高いかぁ。だからこそ4Kにするべきだったような。

LPCMモノラルステレオは2.3ビットレート。ボリュームは小さかった。 サブウーファーは全然鳴らないのでAVアンプはピュアダイレクトに。

放送は第1話以外はたぶん観たと思う。LD-BOXは中古で買ったし、DVD-BOXでも2回は観たと思うけど結構忘れている所があった。 DVD-BOXの第1話の最初のシーンの所だけネガがダメになったとかでD2マスターを使っていたけど、バンダイナムコフィルムから借りたのか買ったのか分からないけどの 『ザブングルグラフティー』 から持ってきたのか1080p画で綺麗に復活していました。

富野由悠季総監督作品では一番気楽に観れるなと。 ブックレットのインタビューで黒澤明の話をしていたけど、確かにそうだったなと。